2015-08-17から1日間の記事一覧

「夏目漱石における恋愛の倫理」

『三四郎』から『それから』『こころ』へ ・はじめに(問いそのものについて) 『三四郎』を読んでいる最中にとても気になった部分がある。それは小説のなかで美禰子が三四郎に向けた「われは我が咎を知る。我が罪は常に我が前にあり」(『三四郎』岩波文庫 …